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【業界研究⑤】証券会社の業務内容や向いている人・今後の課題と対策について

証券業界のアイキャッチ

 

悩む就活生くん
証券会社に勤める人ってバリバリ営業ができてかっこいいイメージがある!だけど、実際のところ詳しい仕事内容とか将来性についてはわからないなぁ

 

この記事では、このような悩みを解決します。

 

本記事の内容

・証券会社の役割

・業務内容

・向いている人と向いていない人

・今後の課題と対策

 

今回は、証券に興味はあるけど働くイメージがしづらいあなたに向けて記事を書きます。

 

それでは、本題に入ります。

 

証券会社の役割

証券会社の画像

 

銀行とは違い具体的なイメージができない証券ですが、実は投資家が株式投資を行う上で重要な役割を果たしています。

 

他の金融機関との違いは主に2点。

 

「株」という証券会社しか使えない商品の売買を行っている点、銀行の「間接金融」とは異なり「直接金融」という形態をとっている点です。

 

間接金融と直接金融の違いについて、以下の図で詳しく説明します。

 

直接金融と間接金融

引用:全国銀行業界「金融って何?」/https://www.zenginkyo.or.jp/article/tag-g/5231/

 

銀行は「間接金融」という形態をとっており、お金を持っている人の預金を他のお金が必要な人や企業に貸しています。

 

一方、証券会社は「直接金融」という形態をとっています。

 

お金が必要な企業が株式や債券を発行して、株式などを買う個人から直接資金を調達する方法のことをいいます。

 

つまり、証券会社は投資家が投資を行う際に様々な取引を仲介する役割を果たしています。

 

他にも新しく上場した企業の株の販売や、公募増資(企業が新しく株式を発行する際、多数の投資家に対して取得の申し込みを勧誘すること)の募集業務も行います。

 

業務内容

証券会社の画像

 

証券会社には大きく4つの業務があります。以下で順に説明していきます!

 

①ブローカー業務

 

ブローカー業務とは、株を買いたいまたは売りたいという注文を受け、それを証券取引所に取り次ぐ業務です。

 

証券会社は顧客から独自に決めた手数料を受け取ることで利益を得ています。

 

上記で説明した証券会社のメイン業務とも言えます。

 

②アンダーライティング業務(引受業務)

 

アンダーライティング(引受)業務とは、国や自治体、企業が発行する新規の株式・債券などの有価証券を買い取って販売する業務です。

 

証券会社は、発行する企業から買い取る際に生じる手数料収入によって利益を得ます。

 

 

③セリング業務(売り出し業務)

 

セリング業務とは、発行元や引き受け会社から委託を受けて株などの有価証券を一般投資家に販売する業務です。

 

 

④ディーリング業務

 

ディーリング業務とは、証券会社が自分のお金で一般の投資家と同じように株などの有価証券を売買する業務です。

 

しかし、証券会社がディーリング業務を行う際は自己売買基準というルールがあり、証券を保有できる限度額が決められています。

 

 

向いている人と向いていない人

証券会社の画像

 

証券会社員に向いている人と向いていない人の特徴は以下の通りです。

 

向いている人の特徴

 

・好奇心がある人、周囲にアンテナをはれる人

 

証券会社は、株や債券など相場によって価値が変動する商品を扱っています。

 

そのため早朝から日経新聞を読み、変化する政治や経済の知識をインプットする必要があります。

 

最新の情報や知識は営業に直結するため、日々の出来事に対してアンテナを張って収集できる人は向いていると思います。

 

・精神的にタフな人

 

証券はリスクを伴う商品のため、時には自分が販売した商品の価値が下がりお客様からクレームを受けることもあります。

 

他にも、個人に課せられるノルマや飛びこみ営業、電話は無言で切られることも多々あります。

 

このような状況でも精神的に耐えることができる人は向いています。

 

逆に言えば、人から否定的な言葉を言われた際に傷つきやすい人や後に引きずってしまう人は向いていません。

 

・成果で報酬を得たい人

 

会社によりますが、証券会社の給与形態は基本給に+インセンティブが付きます。

 

インセンティブは営業成績が良ければ良い分プラスされるため、成績次第では周りの同期よりも多い収入を得ることもできます。

 

インセンティブ以外にも前年の営業成績によって今年のお給料が上下したり、賞与が上がったりするので成果で報酬を得たい人は向いてる職業です。

 

 

向いていない人の特徴

 

・プライベート重視の人

私が就活生の時、選考で「朝は早いし夜はお客様との接待、休日はお客様とゴルフに出かけたりしてつぶれることもあるけど大丈夫?」と言われたことが印象に残っています。

 

会社によると思いますが、証券会社はそれほどお客様との関係構築のためにプライベートの時間がない傾向があります。

 

そのため、自分の時間を大切に過ごしたい人にとっては向いていないかもしれません。

 

・勇気を出して自分から行動するのが苦手な人

入社後の営業では、新規顧客開拓のために飛び込み営業や電話営業を行います。

 

いきなり電話をして切られることやインターホンを鳴らしても出ない、お断りされる、そして提案した商品の価値が下がった時には誠実な対応が求められます。

 

業務を行う時にはいつでも勇気と行動力が求められるため、このようなことが苦手な人は向いていません。

 

今後の課題

証券会社の画像

 

証券業界では現在、以下のような課題を抱えています。

 

「貯蓄から資産形成へ」の促進

 

日本の家庭の貯金を全て集計すると、約1,000兆円あると言われています。この1,000兆円の現預金をどう取り込むか、が証券業界の抱えている課題です。

 

40年以上「貯蓄から資産形成へ」と言われ続けていますが、家計の資産に占める株や投資信託の比率は上がっていないというのが現状です。

 

また、顧客の高齢化が進み売買頻度が低下しているという課題もあげられます。

 

 

課題に向けた今後の対策

ワクチンを打っている画像

 

課題に対して、証券業界では以下のような対策を行っています。

 

マーケットの拡大と高度なアドバイスの提供

 

上記の課題を達成するために、対面の証券会社では非上場株への投資や高度な保有資産分析など、これまで機関投資家向けに提供していたサービスを個人投資家にも提案する動きがみられます。

 

例えば、「プライベートエクイティ」という商品があります。

 

プライベートエクイティとは証券取引所に上場していない企業の株式のことを指し、一部の証券会社は富裕層向けに積極提案すると発表しています。

 

 

まとめ

 

今回は、証券業界について業務内容や今後の課題について紹介しました!

 

みなさん、証券会社で働くイメージはできたでしょうか?

 

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