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【業界研究】リース業界の業務内容や向いている人・今後の課題と対策について

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悩む就活生くん
リースってそもそも何だろう?金融業界ってことはお金を扱う業種なのかな?

 

この記事では、このような悩みを解決します。

 

本記事の内容

・リース業界の役割

・業務内容

・向いている人と向いていない人

・今後の課題と対策

 

今回は、リース業界で働くイメージがしづらいあなたに向けて記事を書きます。

 

それでは、本題に入ります。

 

リースの役割

 

リースは英語で賃貸借という意味があり、言葉の通り顧客(企業)に対して機械や設備を長期間貸し出すサービスです。

 

顧客が設備をリースで借りたい場合、借りたい対象物を選びリース会社に申し込みを行います。

 

申し込みを受けたリース会社はメーカーから買い取り、顧客は対象物を受け取った後、リース料をリース会社に払います。

 

例えば、ケーキ屋さんにはケーキを売るためのショーケースがありますよね。

 

ショーケースは買うよりもリースで契約する方が安く済む場合があるため、リース会社に申し込むことがあります。

 

その際、申し込みを受けたリース会社はショーケースを直接購入し、ケーキ屋さんに貸し出し(リース)貸出料金(リース料金)を受け取ります。

 

皆さんがよく知る「レンタル」とは貸し出し期間に違いがあります。

 

リースは長期的に貸し出しすることが一般的であり、レンタルは1日~1か月程度の貸し出しが一般的です。

 

また、レンタルは途中解約が可能ですがリースは解約が不可能な点も違います。

 

 

リースには2種類ある!

 

リースには「ファイナンス・リース」と「オペレーティング・リース」の2種類あります。

 

「ファイナンス・リース」とは、中途解約不能でフルペイアウトのリースをいいます。

 

中途解約不能とは上記で説明した通り、リース期間の途中で解約することはできないことをいいます。

 

フルペイアウトとは、リース期間中にリース会社が契約に要した費用お全額をリース料として支払うことをいいます。

 

「オペレーティング・リース」とは、ファイナンス・リース以外のリースのことを指し、利用者がリース期間を自由に設定することができます。

 

 

業務内容

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リース業界の主な業務内容について、以下で順に説明していきます!

 

営業部門

 

リース業界の営業職は、各企業が扱っている分野ごとにチームが分かれることがあり分野ごとに専門性が求められます。

 

既存の顧客と関係を築くこともあれば、これから伸びそうな企業に目をつけて自ら商談に持ち込むこともあり、顧客と共に協業していくことで産業の発展に寄与することができます。

 

商談の中では、顧客がどのような課題を抱えているのかヒアリングし、課題解決のため自社の商材を提案するため専門スキルに加えヒアリング能力や提案能力が求められます。

 

 

事業投資部門

 

事業投資部門では、お客様のビジネス展開や企業価値向上の支援のため事業戦略の立案や資金調達と運用、リスクヘッジなど最適なソリューションを提供します。

 

例えば、顧客の事業について根本的な立て直しや事業継承に伴う株式譲渡など企業経営者のニーズに対して、投資を通じて成長を支援する役割を担っています。

 

審査部門

 

審査部門では、顧客とリース契約を結ぶ際に顧客がリース料を支払う能力があるか精査する業務です。

 

顧客が経営破綻などでリース料を支払うことができなくなれば、損害を被るのは物品を購入しているリース会社になります。

 

このようなことを避けるため、契約を開始する前に財務諸表や事業の将来性を考慮して精査することが求められます。

 

 

向いている人と向いていない人

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リース業界に向いている人と向いていない人の特徴は以下の通りです。

 

向いている人の特徴

 

・様々な業種・分野に携わりたい人

リース業界は機械や設備の貸し出し業務をメインとするため、様々な商材の提案を行えます。

 

そのため例えば金融業界を志望しているけど、どの業種に就きたいかは決めきれない人はリース業界に就職するとそれらの業務に関わることができます。

 

専門スキルは必要ですが、どの分野にも携わることができるため幅広い知識と経験を得ることができます。

 

・人と長く深い関係を築くことができる人

リースはレンタルと違い、期間が半年から10年間と長期に及ぶため顧客と長く良好な関係構築が求められます。

 

顧客が抱えている課題をヒアリングし最適な商材を提案することも大切ですが、長い関係構築を行うために信頼を得ることができる人は向いています。

 

向いていない人

 

・個人営業を行いたい人

リース業界の顧客は企業になります。

 

営業ではコピー機など法人向けのサービスを行い、金額も大きくなるため法人向けに大きな金額の仕事をしたい人には向いていますが、逆に個人向けの営業を行いたい人は向いていません。

 

・産業の発達に興味がない人

リース業界で働くやりがいに「自分がいいと思った会社の経済的支援ができる」ことが挙げられます。

 

創業間もない企業は高い技術を持っていても、資金の不足により経営に課題を抱えている経営者も少なくありません。

 

このような企業に自ら営業をかけ、一緒にビジネスを創造でき間接的に産業の発達に関わることができるのがやりがいです。

 

しかし、このような業務に興味がない人は向いていないかもしれません。

 

 

今後の課題と動向

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リース業界では現在、以下のような課題を抱えています。

 

課題:国内リース市場は頭打ちが続く

 

リース業界の取扱高やリース比率は1991年度の8.8兆円をピークに減少し、2006年はリーマンショックの影響により大幅に減少しています。

 

2019年度は消費税増税前の駆け込みとウィンドウズの切り替えで業績も上昇しましたが、その後は横ばいで推移していることが課題です。

 

今後の対策

 

国内リース市場が頭打ちのリース業界では、海外展開や事業投資などを強化し利益を伸ばしています。

 

他にもアライアンスの強化が注目されており、新たな成長分野の開拓に乗り出しています。

 

アライアンスとは、複数の異業種企業がお互いの業務を拡大するため、利益を上げるために業務提携を交わす経営スタイルのことをいいます。

 

例えば、銀行系の業界8位であるみずほリースは丸紅と内外で共同事業の体制を構築やリコーリース株を2割取得しています。

 

 

まとめ

 

今回は、リース業界について業務内容や今後の課題について紹介しました!

 

みなさん、働くイメージはできたでしょうか?

 

本サイトでは金融業界に興味がある方向けに、自己分析の仕方や業界研究など様々な記事を発信しています。

 

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