私もはじめてみたいな!
先輩のおすすめの逆求人サイトを教えてください。
この記事では、こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・実体験に基づいて、逆求人サイト5つを徹底評価
・登録企業やスカウトの質など計5つの観点で見ていきます!
本記事の信頼性
当記事を執筆している僕は、5つの逆求人サイトを活用し、累計200社以上の企業からオファーを頂いています。
最近、オファー型就活が流行していますよね。
オファー型就活を行うと、早期に内定を獲得できたり、選考の経験を早くから積むことができたりと、様々な恩恵を受けることができます。
しかし、利用する逆求人サイトを間違えると、その恩恵が一切受けられないことも!
そこで今回は、僕自身が就活生時代に活用していた、下記の5社のサービスを辛口で徹底評価させていただきます。
本記事を参考にすると、逆求人サイトの選定を間違える確率は0.0000001%になりますよ。
それでは、本題に入ります。
逆求人就活サイト①:OfferBox
最初に紹介するのは、業界最大手の逆求人サイトであるOfferBoxです。
今回は、以下の5項目で徹底評価を行っていきたいと思います!
ポイント
①登録企業
②スカウトの質
③使いやすさ
④レビュー・口コミ
⑤全体の総評
順番に見ていきますね。
OfferBox:登録企業
OfferBoxの登録企業数は8,106社以上。
大手企業からベンチャー企業まで、幅広い企業が利用しています。
一般的な逆求人サイトは、登録企業のほとんどがベンチャー企業です。
が、OfferBoxは就活生から人気の高い「資生堂」「JCB」などの大手企業もかなり利用しているので、大手志望の就活生にもおすすめです。
OfferBox:スカウトの質
OfferBoxはスカウトの質が非常に高いです。
優良企業からのスカウトが多いことはもちろんのこと、オファーメッセージが「しっかりと自分のことを見てくれた」ということが伝わるものが多いです。
そのため「オファーが届きました!」という通知を見ると、凄くワクワクしました。
OfferBox:使いやすさ
OfferBoxはオファーを受け取ってから、実際に面談をするまでの流れを全て指示してくれます。
そのため「オファーを受け取った後はどうすれば良いの?」「どうやったら選考が受けられるの?」といった疑問が生まれることはまずないでしょう。
また、オファーを受け取りたい企業の条件を細かく設定することができるので、興味のない企業からのオファーを最小限にすることができます。
そのため、就活サービスにありがちな「うざい」スカウトが届かないのも使い勝手の良い特徴です。
OfferBox:レビュー・口コミ
結論、OfferBoxのレビュー・口コミは非常に高いです。
AppStoreのレビューでは、驚異の評価4.7を獲得しています。
さらに、Twitterで検索をかけたところ、多くの良い口コミで溢れていました。
その一部をご紹介します。
オファーボックス有能やなw
勝手に持ち駒増えるw— もりぞー (@GAMBArsenalove) May 26, 2017
Offerboxっていう就活のスカウトサイト登録したらそこそこの企業からオファーきてびっくりした
— めぃぷる (@maple__music) May 6, 2021
OfferBox:総評
総評としては、以下の表の通りです。
先にネタバレをすると、オススメ度5はOfferBoxのみです。
迷ったら、とりあえずOfferBoxに登録しておけば間違い無いでしょう。
逆求人就活サイト②:キミスカ
次に紹介するのが、OfferBoxに次いで有名な逆求人サイトであるキミスカです。
こちらも、OfferBoxと同様に下記5項目で評価を行っていきます。
ポイント
①登録企業
②スカウトの質
③使いやすさ
④レビュー・口コミ
⑤全体の総評
順番に見ていきますね。
キミスカ:登録企業
キミスカでは参加企業が基本的に非公開となっています。
そのため、具体的にキミスカを利用している企業名を知ることができません。
が、僕自身が利用していた際は、大企業からのスカウトもいくつか来ていたので、その一部をご紹介します。
参考
・オープンハウス
・マクドナルド
・三菱自動車
・毎日新聞
・住友不動産
・NTT
このような、有名企業からのスカウトもいくつか散見されたので、大手志望の就活生の方にも利用価値はあると思います。
キミスカ:スカウトの質
結論、OfferBoxに比べるとややスカウトの質は劣ります。
というのも、自分の志望業界や志望職種以外の企業からのスカウトが非常に多いです。
そのため、業界や職種が決まっている方にとっては、少々不快感を感じてしまうでしょう。
また、テンプレート文をそのまま送ってくる企業が多いので「ランダムにスカウトしてるのでは?」と感じてしまうことも良くあります。
ただし「プラチナスカウト」という、企業が月に30人しか送れないスカウトが届くと、本気度が伝わって嬉しい気持ちになりますよ。
キミスカ:使いやすさ
結論、キミスカは非常に使いやすいです。
とりわけ、企業へオファーのお礼メッセージを送る時に、自動で丁寧なテンプレート文を作成することができるのは忙しい就活生にとってありがたいシステムです。
そして、プロフィールの設定項目も非常にシンプル。
OfferBoxは全ての項目を埋めるのに時間がかかりますが、キミスカは1時間程度で全て埋め終わります。
その点、キミスカは気軽に始めやすい逆求人サービスと言えるでしょう。
キミスカ:レビュー・口コミ
全体として、良い口コミと悪い口コミの比率が7:3くらいの印象です。
良い口コミの中でとりわけ多かった項目が「キミスカ適性診断」でした。
キミスカっていう就活生用の診断やったら思った以上にちゃんと分析された。すごい。
直観力平均+25、論理力平均-27で笑いました
— 津山 夏南@劇団ミックスドッグス (@0102_mghk) January 7, 2020
キミスカでやった適性検査の結果がほんとにそうだわって感じするし、あまりに社会不適合者で泣けた
— ゆいか🕴 (@yuika_reality_) March 23, 2021
的確すぎて落ち込んでしまう方も一定数見かけました。
逆に悪い口コミとしては「オファーが多すぎる」「定型文のスカウトが多い」と言ったものが多かったです。
キミスカとか、企業側からオファーくるタイプの就活サイト登録したんだけどめっちゃうち来て!!って感じで連絡くるな……。どう考えても手当たり次第定型文送ってるだろ。って企業もあるけど。
— ส็็็็็็็Ambitiousส้้้้้้้้ (@beeee_ambitious) April 2, 2019
自己分析も兼ねて逆オファー系の就活アプリやってるけど、キミスカはプロフィール写真と経歴以外何も書いてないのにオファーが来るあたり、この企業はランダム送信かな?としか思えない
— 水沢 (@haru21_mizu) August 9, 2018
オファーがたくさん来ることは「色んな業界を見てみたい!」という方にはメリットです。
が、既に行きたい業界が決まっている方にとっては、キミスカのオファーに不快感を感じてしまうようですね。
キミスカ:全体の総評
結論としては以下の表の通りです。
抜群に使いやすいのですが、スカウトの質や登録企業が不明瞭な点を踏まえると、全体のオススメ度は星4つ。
しかしながら「多くの企業を見てみたい!」「正確な適正診断を受けたい!」という方には非常にオススメです。
逆求人就活サイト③:dodaキャンパス
公式サイト:https://campus.doda.jp/
続いて紹介するのが「dodaキャンパス」です。
dodaキャンパスは「株式会社ベネッセiキャリア」が運営しています。
この会社は株式会社パーソナルキャリアと株式会社ベネッセホールディングスとの合弁会社となっています。
大手2社による合弁会社が運営しているサイトなので、安心感は抜群です。
それでは、同様に下記5項目で評価を行っていきます。
ポイント
①登録企業
②スカウトの質
③使いやすさ
④レビュー・口コミ
⑤全体の総評
順番に見ていきますね。
dodaキャンパス:登録企業
利用企業は6,800社と非常に多いです。
mixiグループやJTBなどの大企業も利用しているため、大手志望の方も利用価値はあるでしょう。
dodaキャンパス:スカウトの質
明らかに定型文のようなスカウトを送ってくる場合が多い印象でした。
その観点で言うと、OfferBoxやキミスカの方に軍配が上がります。
しかし、スカウト受信率は驚異の98%を誇っているため、とりあえず選考の場数を踏みたい就活生には非常にオススメです。
dodaキャンパス:使いやすさ
サイト自体の使いやすさはピカイチです。
デザインがシンプルで洗練されており「どこを押せば、何ができるのか?」ということが直ぐにわかります。
※逆求人サイトは、長期的に利用してはじめて価値を発揮するもの。
利用を継続する上で、サイト自体の使いやすさは本当に重要です。
dodaキャンパス:レビュー・口コミ
結論、dodaキャンパスは他サイトよりもオファーがたくさん来る点で、良い口コミが多い印象でした。
Offerboxとキミスカなんもこないのにdoda campusは結構オファーくるの何の差だろう
— 22🍓 (@richaaannx) June 3, 2020
スカウトサービス、名前聞いたことない中小やベンチャーからのスカウトを頂くことが大半だけど、稀に大手からも来る
個人的にオファーボックスとビズリーチキャンパスとDODAキャンパスはアツい— えんがわ@20卒 (@engawa2020) October 30, 2018
ただし、一度登録すると迷惑メールも結構来るので、その点は注意が必要です。
dodaキャンパスだけ、結構前にメールの設定変えて退会もしたはずなのに、未だにメール来る🤔
— みみみ (@mimiminsd) November 7, 2019
dodaキャンパス:全体の総評
総評としては、以下の表の通りです。
使いやすさの観点ではピカイチなのですが、やはりスカウトの質があまり良くない点が気になる印象です。
加えて、メールが毎日鬼のように来る点は改善して欲しいですね。
ただし、自分から情報収集するのが苦手な方や、とにかく場数を踏みたい就活生にとっては最もオススメできるサービスと言えるでしょう。
逆求人就活サイト④:Wantedly
次に紹介するのが「Wantedly」です。
こちらはビジネス版のSNSと言われているくらい、非常の多くのユーザーが利用しているサービスとなっています。
それでは、同様に下記5項目で評価を行っていきます。
ポイント
①登録企業
②スカウトの質
③使いやすさ
④レビュー・口コミ
⑤全体の総評
順番に見ていきますね。
Wantedly:登録企業
登録企業数は約3.5万社と、圧倒的な数を誇っています。
ただし、Wantedlyを積極的に活用しているのは、Web系やIT系のベンチャー企業が多いで
す。
大手企業は登録こそしているものの、積極的な運用を行っていない印象を受けました。
そのため、ベンチャー企業志望の学生は絶対に登録しておきたいサービスですが、大手志望の方はスルーでOKです。
Wantedly:スカウトの質
結論、企業からのスカウトはあまり来ません。
というのも、Wantedlyは他の逆求人サイトとは少し異なっていて、学生側からも企業にコンタクトを取ることができます。
企業側はコンタクトを取ってきた学生の中から、面談を行う学生を選んでいる印象です。
なので、イメージとしては「マイナビ」「リクナビ」のベンチャーに特化したバージョンと思っていただけると良いと思います。
Wantedly:使いやすさ
使用感は抜群に良いです。
企業にワンクリックでコンタクトを取ることができますし、プロフィールの設定項目も非常にシンプル。
ただし、企業によってはコンタクトを取っても、返信が返ってこないことが多いのが残念な点です。
そのため、Wantedlyで就活を行おうと思ったら、手当たり次第にコンタクトを取っていく必要があるでしょう。
Wantedly:レビュー・口コミ
結論、就活よりも長期インターンを探す上で有効だという口コミが多かったです。
wantedly経由でまずは1つ長期インターン通った!
— Cyber@23卒 (@cyber_sunao) May 2, 2021
Wantedlyで探すのおすすめです!
私はWantedlyでエンジニアの長期インターン見つけて、今も続けてたりします。— K3 けーさん (@delightoflife) April 30, 2021
個人的にも新卒で入社する会社を探すというよりは、長期インターンからそのまま就職を狙いたい人向けのサービスだと思います。
Wantedly:全体の総評
総評としては、以下の表の通りです。
今回は「逆求人サイト」の紹介記事なので、少々形態の違うWantedlyのオススメ度は星3とさせていただきました。
しかし、長期インターン先を探したり、IT系ベンチャー企業を探したりする上では、非常に優れているサービスです。
また、中小ベンチャー企業を自分で色々と探してみたい方も登録必須のサイトだと思います。
逆求人就活サイト⑤:iroots(アイルーツ)
公式サイト:https://iroots.jp/
iroots(アイルーツ)は、株式会社エン・ジャパンが運営する逆求人サービスです。
こちらも、同様に下記5項目で評価を行っていきます。
ポイント
①登録企業
②スカウトの質
③使いやすさ
④レビュー・口コミ
⑤全体の総評
順番に見ていきますね。
iroots:登録企業
結論、登録されている企業はOfferBoxやdodaキャンパスと比較すると非常に少ないです。
しかし、irootsは独自に定めている3つの基準「本業主観正義性」「会社の成長性・将来性」「20代の成長環境」によって厳選された企業のみが登録されています。
そのため、irootsを経由するとブラック企業へ就職するリスクを極限まで減らすことができるのです。
さらに、登録企業の中には「サイバーエージェント」「ソフトバンク」「住友商事」「SONY」などの名だたる大企業が含まれています。
レベルの高い大手企業を志望している方は登録必須の逆求人サイトと言えるでしょう。
iroots:スカウトの質
結論、スカウトの質は物凄く高いです。
厳選されている企業だけあって、オファーをもらった企業はどれも魅力的でした。
ただし、OfferBoxやキミスカと比べると、圧倒的にオファーの数は少ないです。
そのため、極限まで「質」に特化した逆求人サイトと言えるでしょう。
iroots:使いやすさ
結論、就活上級者向けといった感じです。
まず何よりも、他の逆求人サイトよりもプロフィールの量が多い。
特にプロフィールの欄の合計文字数は6000字と、相当ハードです。
ざっと大学の期末レポーつ2つ分くらいのボリュームがあります。
しかし、このボリュームのプロフィールを書いて、オファーをもらったときの嬉しさと達成感は他の逆求人サイトでは得られないものがありますよ!
「我こそは就活上級者だ!」という方は、積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。
iroots:レビュー・口コミ
結論「オファーが来たら嬉しい」という口コミが多かったです。
初めてアイルーツでオファーき他だけで気持ちいい
— ベティちゃ/22卒 (@panty_pant) January 22, 2021
アイルーツ初めてスカウト来て嬉しい。しかもかなり大手の会社だし。
— みゆあ@22卒 (@miyua_shukatsu) September 26, 2020
やはり、6000文字のプロフィールを埋めた分、企業の質が高いことが伺えますね。
iroots:全体の総評
総評としては、以下の表の通りです。
スカウトの「質」は間違いなくirootsがNo.1です!
しかし、気軽にはじめられない点や、スカウトの数が少ない点を考慮して、今回はオススメ度3とさせていただきました。
ただ、頑張れば本当に良い企業と巡り合える可能性が広がるので、余力がある方はチャレンジして損はないと思いますよ!
まとめ:迷ったらOfferBoxがオススメ
今回は、僕の実体験に基づいて、逆求人サイト5つを徹底評価させていただきました。
最後に今回紹介した逆求人サイトとオススメ度をまとめておきます。
「どうしても5つの中から選べない!」という方は、とりあえずOfferBoxに登録しておきましょう!
「質」はirootsで「量」はdodaキャンパスでという風に、いくつかの逆求人サイトを使い分けることもオススメです。
ぜひ一度、今回紹介した5つの逆求人サイトのホームページを見て、あなたなりの使い方を模索してみてくださいね!