
どうしてOB訪問した方がいいのかな?
もしOB訪問するなら、何からはじめるべき?
あーー!もう全然わからない!!
この記事では、こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・OB訪問を行うメリット・デメリット
・OB訪問を行う流れ5ステップ
・OB訪問での注意点&マナー
本記事の信頼性
本記事を執筆している僕は、就活をはじめて2ヶ月弱で第一志望の企業からの内定を獲得。
就活サービスや人脈を活用して、複数の社会人の方にOB訪問を行いました。
就活をはじめて、あなたは多くの先輩から「OB訪問をやった方がいい」と言われていると思います。
しかし、なぜOB訪問をやった方がよいのでしょうか?
OB訪問にリスクはないのでしょうか?
そこで今回は、実際に就活を経験してきた僕がOB訪問のメリット・デメリットを解説します。
メリット・デメリットを把握した上で、OB訪問がしたくなったら、OB訪問を行う具体的な手順やマナーについても言及しています!
また、本記事は「OB訪問の教科書」となるように執筆したので、ぜひブックマークして何度も見返してください!
それでは、本題に入ります。
OB訪問を行うメリット3選
最初に、OB訪問のメリットを解説していきます。
結論、以下の3つは大きなメリットです。
ポイント
①生の情報を得られる
②面接で志望度の高さを伝えられる
③働くイメージを明確にできる
順番に見ていきましょう。
生の情報を得られる
1つ目は「生の情報を得られる」ことです。
企業のWebサイトや説明会では「裁量権がある」「風通しがよい」などといった、耳障りのよい言葉ばかりが強調されていますよね。
当然です。なぜなら、悪い情報を出せば応募者が来ないから。
また「風通しがよい」などといった企業のアピールポイントも、実際に入ってみたら「そうでもない」と感じてしまう可能性もあるでしょう。
こうした入社後のギャップを防ぐためには、生の情報を得て、企業の実態を知ることが大切です。
生の情報を得て、企業の実態を知るためにはOB訪問が最も効率的でしょう。
面接で志望度の高さを伝えられる
2つ目は「面接で志望度の高さを伝えられる」ことです。
OB訪問を行うと、志望動機を伝える際に有利になります。
具体的には、以下のような伝え方ができることです。
「〇〇さんのお話を伺って、△△という業務に興味を持ったので志望いたしました」
単純に「△△という業務に興味があります!」と伝えるよりも、説得力がありますよね。
このようにOB訪問を行うと、面接で志望度の高さを伝える上で有利になります。
働くイメージを明確にできる
3つ目は「働くイメージを明確にできる」ことです。
1人で就活をしていて志望業界で働いた経験がないと、どうしても働くイメージを明確にすることは難しいと思います。
とはいえ、今から就活を進めながら長期インターンなどを同時並行で進めるのは難しいでしょう。
複数の業界・業種のイメージを掴みたい方はなおさらです。
では、どうしたら働くイメージを明確にできるのでしょうか?
結論、実際に働いている人の話を聞くことです。
志望業界・業種では「どのような業務を行うのか?」「どのような働き方をしているのか?」といったことをOB訪問で質問することで、多少なりともあなたの働くイメージは明確化できるでしょう。
OB訪問を行うデメリット3選
OB訪問はメリットばかり語られていますですが、もちろんデメリットもあります。
それが以下の通りです。
ポイント
①選考されている場合がある
②OB訪問した人があまり会社について知らない
③会ってみるまでどんな人か判断できない
順番に見ていきましょう。
選考されている場合がある
1つ目は「選考されている場合がある」ことです。
企業は、自社にマッチしない学生の採用リスクを下げたいと思っています。
採用リスクを下げるためには、より多くの情報をもとに選別することが必要です。
そのため、OB訪問での印象も選考の対象に含める企業も少なからず存在します。
とくに、サークルやゼミなどの繋がりがない場合のOB訪問は、選考されている場合が多いので注意が必要です。
OB訪問した人があまり会社について知らない
2つ目は「OB訪問した人があまり会社について知らない」ことです。
勘違いしている人が多いかもしれませんが、いくら社員といえども自分の会社のすべてを知っているわけではありません。
会社の規模が大きくなれば尚更です。
自分の知りたい情報を一体誰が持っているのか。
そこを明確にせずにOB訪問を行うと「すみません、〇〇のことはあまり知らないんですよね..」と言われてしまうでしょう。
完全に時間のムダですよね。
OB訪問を行う際は「誰に」「どんなことを」聞きたいのかを明確にした上で、行うようにすることが大切です。
会ってみるまでどんな人か判断できない
3つ目は「会ってみるまでどんな人か判断できない」ことです。
OB訪問をしてくれる相手は、親切心だけで受けてくれたとは限りません。
現に、大手企業の男性社員によるセクハラ事件が昨今大きなニュースとなったので、記憶に新しい方も多いでしょう。
とはいえ、最近はコロナの影響もあり、オンラインでのOB訪問が主流になっています。
そのため、以前に比べればセクハラなどのリスクは少なくなりました。
OB訪問の流れー5ステップで解説!
ここまで読んで「OB訪問がしたくなった!」という方のために、具体的なOB訪問の手順を解説していきます。
結論、以下の5ステップで行いましょう!
ポイント
STEP1:OB・OGを探す
STEP2:OB訪問の依頼をする
STEP3:OB・OGに聞く質問を考える
STEP4:実際に会う
STEP5:お礼の連絡をする
順番に見ていきましょう。
STEP1:OB・OGを探す
まずは、OB・OGを探すところからです。
以下の方法で探すのがオススメです。
①就活サービスを利用する
②SNSを活用する
③大学を活用する
④企業に直接お願いする
詳しくはこちらの記事で解説しているので、合わせてご覧ください!
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【内定者が教える】OB訪問先の探し方10選【ツテ無しでもOK】
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STEP2:OB訪問の依頼をする
OB訪問する相手が見つかったら、さっそく依頼しましょう!
訪問依頼はメールか電話で行うのが一般的です。
しかし、電話はかけたときがたまたま相手の忙しい時で、迷惑をかけてしまうリスクがあります。
そのため、基本的にはメールで依頼するのがオススメです。
具体的な依頼メールの書き方はこちらの記事で解説しているので、合わせてご覧ください!
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【例文あり】OB訪問の依頼・返信・お礼メールの書き方と注意点
続きを見る
STEP3:OB・OGに聞く質問を考える
OB訪問先が決まったら、当日OB・OGに聞く質問を考えましょう!
具体的には、以下の事柄に関することを聞くとよいと思います。
①実際の業務について
②職種について
③企業文化・会社のリアルな実態について
④プライベートな時間の過ごし方について
⑤就活を進める上でのアドバイス
⑥自分のキャリアについて
とはいえ、ご自身で質問リストを作るのは面倒だと思います。
なので、以下の記事で具体的な質問リストを紹介しています!
ぜひ参考にしてください。
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【そのまま使える!】OB訪問で聞いておくべき質問リスト37選!
続きを見る
STEP4:実際に会う
ここまでの事前準備を終えたら、実際に会ってOB・OGさんに質問をぶつけましょう!
注意点としては、準備してきた質問を一問一答形式で聞かないこと。
一問一答形式で行うと、話が広がらず、結局上部だけの情報しか得られない可能性が高くなります。
また、OB・OGさんに悪い印象を与えてしまいます。
訪問時は先輩との対話を意識して、先輩が話してくれた内容に対しての感想を述べたり、深掘りした質問をしたりすることを意識してみてください!
STEP5:お礼の連絡をする
OB訪問が終わったら、お礼の連絡をしましょう。
お世話になった人にお礼をするのは、社会人としてのマナーです。
お礼のメールは形式的な表現でまとめるのではなく、あなたが印象に残ったことに対する感想などを交えて、感謝の気持ちを伝えましょう!
こちらの記事でお礼メールの書き方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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【例文あり】OB訪問の依頼・返信・お礼メールの書き方と注意点
続きを見る
OB訪問におけるマナー3選
最後に、OB訪問におけるマナーを3つ紹介します。
結論、以下の3つマナーを守りましょう。
ポイント
①服装のマナー
②会話のマナー
③ドタキャンは絶対にNG
順番に見ていきましょう。
服装のマナー
服装は先方からの指摘がなければ、スーツを着るのが無難です。
もちろん、相手によっては服装を一切気にしない方もいるでしょう。
しかし、中には服装からあなたの礼儀や真摯さを判断する方もいます。
リスクを避ける意味でも、迷ったらスーツを着用するのがオススメです。
会話のマナー
就活生のよくあるミスとして、OBの先輩を質問攻めにしてしまうというものがあります。
それは、OBの先輩の気分を害してしまう行為です。
もちろん、OB訪問は接待ではないので、相手のことをムダにおだてたり、お世辞を言ったりする必要はありません。
しかし、最低限相手が気持ちよく話せるような雰囲気を作ることは大切です。
そのため相手との「対話」を意識しつつ、大切なことはメモを取るなどして、相手に「自分の話を熱心に聞いてくれている」ことが伝わるようにしましょう!
ドタキャンは絶対にNG
最近、OB訪問をドタキャンする学生が増えています。
しかし、ドタキャンは絶対にNGです。
社会人の方は忙しいスケジュールの中、わざわざあなたに時間を割いてくれています。
その好意を無碍(むげ)にするのは、人としてどうかと思いませんか?
場合によっては、自分より下の世代の就活生がその企業でOB訪問できなくなってしまう可能性があります。
万が一都合がつかなくなってしまった場合は、必ず連絡を入れるようにしましょう。
まとめ:OB訪問は積極的に行おう!
今回はOB訪問のメリット・デメリットを解説した上で、実際の流れやマナーについて解説しました。
最後に、ざっくりとポイントをおさらいしましょう!
ポイント
◎OB訪問のメリット3選
①生の情報を得られる
②面接で志望度の高さを伝えられる
③働くイメージを明確にできる
◎OB訪問のデメリット3選
①選考されている場合がある
②OB訪問した人があまり会社について知らない
③会ってみるまでどんな人か判断できない
◎OB訪問の流れー5ステップ
STEP1:OB・OGを探す
STEP2:OB訪問の依頼をする
STEP3:OB・OGに聞く質問を考える
STEP4:実際に会う
STEP5:お礼の連絡をする
◎OB訪問におけるマナー3選
①服装のマナー
②会話のマナー
③ドタキャンは絶対にNG
OB訪問にはリスクもありますが、個人的にはそれを凌駕する大きなメリットがあると思います。
ぜひ積極的にチャレンジして、有意義な就活ライフを過ごしてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。