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【業界研究②】損害保険業界の業務内容・役割・今後の課題について

損害保険アイキャッチ

 

悩む就活生ちゃん
保険業界には生命保険と損害保険の2つに分かれるんだね。だけど、損害保険の役割と働くイメージができないなぁ。

 

この記事では、このような悩みを解決します。

 

本記事の内容

・損害保険ってなに?

・損害保険会社のビジネスモデル

・業務内容

・今後の課題

 

今回は、保険業界には興味があるけど働くイメージができないあなたに向けて記事を書きます。

 

大学生にとって、損害保険と聞くと自動車保険を連想させる人が多いですよね。しかし、具体的な補償内容や業務について理解できていますか?

 

働くイメージがあいまいだと、面接のときにうまく答えられないかもしれません。

 

そのため、今回は損害保険会社の業務内容・役割・今後の課題について紹介していこうと思います!

 

それでは、本題に入ります。

 

損害保険の役割

自動車保険の画像

 

 

損害保険とは、交通事故や火災、地震、風水害などのリスクによって生じた損害をカバーする役割があります。

 

一般的に、このようなリスクに対応するには、以下の3つの方法があります。

 

ポイント

①自分自身でリスクを保有する(貯金で対応する方法)

②リスクを回避する(交通事故を避けるために自転車に乗らないなど)

③リスクを転嫁する(第3者に移転する方法)

 

上記3つの方法のうち、損害保険は3番目の「転嫁すること」の役割を担っています。

 

具体的には相互扶助のことを指し「毎月一定額のお金を払うことで、万が一の時は集めたお金から支払いましょう」という仕組みです。

 

損害保険の仕組み画像(引用:日本損害保険協会「損害保険について」

 

生命保険とは違い、生じた損害額分のみを支払う実損払方式も特徴の1つです。

 

生命保険はヒトに対して保障しますが、損害保険はモノに対して補償します。

 

また、法人向けの損害保険もあり保険を通して企業の活発な活動や新たな挑戦などを促す役割も担っています!

 

次に、損害保険の種類について一部紹介します!

 

自動車保険

 

損害保険と言えば自動車保険とイメージする人も多いのではないでしょうか。

 

自動車保険は、交通事故などによって生じた損害賠償を補償してくれる保険です。

 

対象は搭乗者のケガや自分の車の破損、相手の車の破損、他人を死傷させてしまった時などであり、民間の保険は「任意保険」と呼ばれています。

 

地震保険

 

地震保険とは地震に限らず、噴火や津波によって建物が損害を被った時に補償してくれる保険です。

 

例えば、地震によって倒壊・火災が発生した時や津波によって家が流されてしまった時などの損害額を補償します。

 

旅行保険

 

国内・海外旅行中にケガをした時や病気にかかってしまった時の治療費や入院費用などを補償します。

 

個人賠償責任保険

 

他人のモノを壊してしまった時や他人にケガをさせてしまった時などに、法律上の損害賠償責任を補償します。

 

例えば、買い物中に商品を壊してしまった時や自転車で通行人にケガをさせてしまった時などに保険金が支払われます。

 

損害保険の主力商品

 

損害保険の主力商品は、自動車保険が約半数(47.7%)、自賠責保険保険が11.4%、火災保険が14.9%となっています。(2019年度日本損害保険協会/正味収入保険料の比率

 

自動車保険が半数弱を占めますが、最近は新車販売の台数伸び悩みや自動車事故の減少傾向から需要の停滞が予測されます。

 

 

上記の他にも様々な保険があります。就活生の皆さんにもおすすめできる保険がありますので、こちらのサイトもぜひ見てみてください!

大学生の保険室:https://gakuseihokenhottoken.com/prof1/

 

損害保険会社のビジネスモデル

ビジネスモデル画像

 

損害保険会社のビジネスモデルを紹介します。

 

どのように収益を生み出しているのか、ぜひこの機会にイメージをつかんでみてください!

 

①保険引き受け利益

 

保険引き受け利益とは、収入保険料から保険金などの支出を引いて利益を生み出す損害保険事業の主な収益柱です。

 

特に、近年は台風や地震などの自然災害が多く利益に大きな影響を及ぼしていることが問題に上がっています。

 

また、新型コロナウイルスの影響で収入保険料の減少も課題の1つに上がっています。

 

②資産運用収益

 

資産運用収益とは、収入保険料や自己資本の一部を有価証券や貸付といった投資を運用し利益を生み出すもう一つの収益柱です。

 

こちらは、株式・債券などマーケットの動きによって大きく変動することがあります。

 

損害保険会社の業務内容

損害保険業務内容

 

①営業業務

 

損害保険会社は個人のお客様に直接営業をするのではなく、代理店を顧客として営業を行うことが主な仕事です。

 

営業業務の中でも主に以下の3つに分かれています。

 

パーソナル営業部門

 

保険代理店を通じて、地域ごとに所在する企業や個人を対象に販売を行います。

 

国や地方公共団体などと連携し、組合組織に対して保険プランの提案を含めたビジネスモデルを構築していく公務ビジネスも行います。

 

コマーシャル営業部門

 

大企業をクライアントとし、リスクコンサルティングや保険を通してソリューションを提案します。

 

商社や航空、インフラなどの大企業を担当し、事業戦略パートナーとしてコンサルティング営業を行います。

 

ディーラー営業部門

 

自動車メーカーやカーディーラーなどを顧客とし、自動車メーカー向け保険プログラムや自動車ユーザーに保険を提案する業務を行っています。

 

(参考:東京海上日動火災保険会社:採用サイト「部門紹介」

 

②保険金サービス業務

 

保険金サービス部門とは、事故が起きてしまった際の受付や損害調査、保険金支払い、相手方との交渉を行います。

 

損害保険業界の今後の課題

損害保険課題

 

直近の課題として、新型コロナウイルスの影響で新車販売と低下や住宅着工の遅れ、旅行需要の減少から主力商品である自動車保険や、自賠責保険、火災保険、旅行保険などの売り上げが低下していることが挙げられます。

 

今後の課題の1つに、ビジネススタイルの変化が挙げられます。

 

近年ではデジタル化が進み、ビジネススタイルも保険の募集から保全、保険金の支払いまで全てオンラインで完結できるようになっています。

 

そのため、新型コロナウイルスの影響が長引く場合は対面営業中心の大手損害保険会社からダイレクト型損害保険会社への乗り換えが加速すると予測されています。

 

また、異常気象という言葉が広まったように自然災害による保険金支払いの増加や少子高齢化による新規加入者の減少、若い世代のマイカー離れも今後の課題点となります。

 

まとめ

 

今回は損害保険業界について紹介しました!

 

損害保険の役割や業界のイメージは把握できたでしょうか?

 

面接では、保険業界の中でもなぜ損害保険か聞かれることも多いので、生命保険との差別化は必須です!

 

別記事で生命保険業界についても紹介しているので、ぜひご覧ください

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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