
どうしたら面接官にウける志望動機が作れるの?
具体的に教えてください!!
本記事の内容
・志望動機の書き方ー3ステップで解説!
・志望動機の具体例を紹介
・志望動機を作る上で気をつけるべき3つのポイント
本記事の信頼性
本記事を執筆している僕は、就活を始めて2ヶ月弱で第一志望の企業からの内定を獲得。複数人の人事の方から聞いた志望動機のポイントをまとめました。
志望動機は、どの企業を受けたとしても100%聞かれる質問です。
そこで面接官に志望度低いと判断されると、確実に落ちてしまうでしょう。
しかし、1つ1つの企業に全力の熱意を込めた志望動機を各企業ごとに作るのは大変ですよね。
そこで今回は、誰でも30分以内に志望動機を作れるよう、書き方のテンプレートを紹介していきます!
本記事を参考にすると、志望動機がスラスラと作れるようになります。
こんな方におすすめ
- 志望動機の作成に時間をかけたくない!
- 就活が忙しすぎて死にそう...
- 志望動機を考えるのが凄く憂鬱...
上記のような悩みを抱える方は必見です!
それでは、本題に入ります。
志望動機の書き方ー3ステップで解説
さっそく、志望動機の書き方を解説していきたいと思います。
書き方の全体像は以下の通りです。
ポイント
ステップ①:志望動機を一言で書く
ステップ②:理由を過去の経験・体験から説明
ステップ③:志望企業でないといけない理由を説明
順番に見ていきましょう。
ステップ①:志望動機を一言で書く
最初に、志望動機を一言で説明しましょう。
「貴社で〇〇をしたいと考えています。」といった形で書けばOK。
「その会社で何を成し遂げたいのか?」「どんな事業に携わりたいのか?」といったことを中心に書くと、積極的な姿勢が伝わります。

思いつかない方は、自己分析が不足している証拠です。
下記の記事を参考に、過去の経験を深掘りしていくと良いでしょう。
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【徹底解説】自己分析を簡単に深堀りする方法【内定者が実証済み】
続きを見る
ステップ②:理由を過去の経験・体験から説明
次に、ステップ①の結論にいたった理由を書いていきましょう。
ただし、ありきたりな理由はNGです。
なぜなら、他の就活生と差別化することができないから。

結論、過去の経験・体験を交えて説明することです。
ステップ①の結論にいたった「きっかけ」となるエピソードを含むようにしましょう!
ステップ③:志望企業でないといけない理由を説明
最後に「志望企業でないといけない理由」を説明しましょう。
よくありがちなのが、面接官に「それってうちの企業じゃなくても良くない?」と思われてしまうことです。
そうなると「志望度が低い」と見なされてしまう可能性が高くなります。
それを防ぐために「貴社でないとダメなんです!」ということを全力で伝えましょう。
具体的には「貴社は、業界の中でも〇〇という強みがある。私の目標である△△を達成するためには、〇〇に強みを持つ貴社で働くのが一番良いと判断しました。」という流れで作っていけばOK。

大抵の場合、企業の公式HPに掲載されています。
特に「採用情報」の欄に書かれていることが多いです。
見つからない場合は、企業説明会やOB訪問を通して、情報を取りにいきましょう!
志望動機の具体例を紹介します
続いて、志望動機の具体例を紹介していきます。
今回紹介するものは、全て先ほど解説したステップに則って書かれています。
ぜひ、参考にしてみてください!
志望動機の例文①:あいおいニッセイ同和損害保険
参考
「あらゆる人々の期待に応えたい」と思い、貴社を志望しています。
私は一人っ子として、両親の期待に応えようと粘り強く努力してきたことが影響し、これまで関わる人々の期待に応えることにやりがいを感じてきました。
そのため、幅広い業界・人々のマイナスをゼロに変え、プラスの状態に後押しすることを通して、人々の期待に応える損害保険業界に興味を持ちました。
その中でも貴社は「全力サポート宣言」を掲げており、実際にインターンシップでお会いした社員の方々が皆、「お客様のために」という強い思いを持って働いていました。そのような貴社こそが「あらゆる人々の期待に応えたい」という思いを実現できると考え、志望しています。
志望動機の例文②:住友生命保険相互会社
参考
お客様に寄り添い生きるために必要な安心を提供する点に惹かれ生命保険業界を志望します。
私は大学1年生のときに自転車事故に合いました。その時に、もし保険に加入していれば経済面・精神面の両面のリスク回避ができたかもしれないと感じ、安心を提供するという保険に魅力を感じ、保険業界を志すようになりました。
その中でも御社はお客様のニーズに沿った商品開発力に優れ、保険を通して新しい価値の安心を生涯にわたり提供できると思い志望しています。
志望動機を作る上で気をつけるべき3つのポイント
最後に、志望動機を作る上で気をつけるべきポイントを解説していきます。
結論、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
ポイント
①お客様目線だけの志望動機にしない
②待遇を志望理由にしない
③具体性に欠ける言葉を乱用しない
順番に見ていきましょう。
お客様目線だけの志望動機にしない
応募先の企業が取り扱っている製品・サービスに惹かれて入社を志す場合もあるでしょう。
しかし「貴社の製品(サービス)に魅力を感じ、志望しました!」という書き方はNGです。
なぜなら、そこには「消費する側」の目線しか入っていないから。
入社して働くことになると「消費する側」から「生産する側」に移ります。
その際に「使うのは良いけど、作るのはきついな...」というギャップを感じて、辞められてしまうと企業は困ります。
製品やサービスへの関心はあくまでもきっかけとして語り、応募先の企業の事業に「どのように携わりたいのか?」ということをメインに説明しましょう。
待遇を志望理由にしない
待遇を志望理由にすることは避けた方が良いでしょう。
確かに、仕事をする上で待遇面は非常に重要です。
本心としては「待遇面が良いから」という理由で入社するのも全然OK。
ただし、面接官に伝える志望動機としてはNGです。
なぜなら、仕事そのものへのやる気が乏しいと思われてしまうから。
あなたが採用する側の立場になったとしましょう。
「給料が良いから入りたいです!」「福利厚生が充実しているのを魅力に感じました!」という就活生にどんな印象を受けるでしょうか?
間違いなく、良い印象は受けないですよね。
僕は「やる気あんのか?」とツッコみたくなります。
企業選択の際に待遇を調べるのはとても大切ですが、志望理由として伝えるのは避けるようにしてください。
具体性に欠ける言葉を乱用しない
志望動機は具体的に説明しましょう。
「理念に共感しました」「貴社で成長したいです」「社会に貢献したいです」といった抽象的な言葉で説明すると、面接官はあなたが活躍するイメージを持てません。
「理念のどこに、なぜ共感したのか?」
「何年以内にどのような成長を遂げたいのか?」
「社会に貢献するとは何か?なぜその企業でないといけないのか?」
こうした質問を自分に投げかけて、具体的なイメージが浮かぶように説明することを心がけましょう。
まとめ:志望動機は効率的に作成しよう!
今回は、志望動機の具体的な作成方法を解説させていただきました。
最後に、ざっくりと要点をおさらいしましょう。
ポイント
◎志望動機の書き方ー3ステップで解説!
・志望動機を一言で書く
・理由を過去の経験や体験から説明
・志望企業でないといけない理由を説明
◎志望動機を作る上で気をつけるべき3つのポイント
・お客様目線だけの志望動機にしない
・待遇を志望理由にしない
・具体性に欠ける言葉を乱用しない
今回紹介した方法で志望動機を作成することで、大幅に作成の手間を減らすことができるでしょう。
加えて、闇雲に書くよりも通過率は確実にアップします。
まさに、一石二鳥!
本記事を見ながら志望動機を作成できるよう、ブックマークしておくことがおすすめです。
志望動機はサクッと完成させて、多くの業界・企業を見るなどして、自分の可能性を広げることに時間を使ってくださいね!